今、自衛隊を憲法に明文で規定することを始めとする憲法改正の議論が、憲法施行後はじめて現実味を帯びてきています。そして、私たち国民が国の重要事項について直接投票で決める国民投票も、憲法改正のために初めて行われるかもしれません。
しかし、自衛隊を憲法に明文で規定することは、戦後70年以上も続いてきた日本の恒久平和主義に大きな変化をもたらすのではないか、私たちの人権や生活にも大きな影響を与えるのではないか、という懸念や疑問があります。
また、国民投票が行われた場合、果たして公正・公平な条件でそのような投票ができるのか、私たちは何をもとに考え判断したら良いのか、私たちはどのような責任を負うのでしょうか。
市民の皆さんと共に、考えていきたいと思います。
*シンポジウム チラシ PDFファイル(966KB)
日時
2018年5月12日(土)13時から16時30分(12:30開場)
場所
弁護士会館2階講堂クレオABC
内容
第1部 基調報告「改憲問題と国民投票~主権者の一人として考える」
愛敬浩二さん(憲法学者 名古屋大学大学院法学研究科教授)
第2部 日本国憲法施行70年記念憲法ポスター展 作品紹介
映像とナレーション
第3部 パネルディスカッション「憲法改正と国民投票~私たちの責任を考える」
パネリスト
愛敬浩二さん(名古屋大学大学院法学研究科教授)
本間 龍さん(ノンフィクション作家)
伊藤 真さん(弁護士 日本弁護士連合会憲法問題対策本部副本部長)
コーディネーター 伊井和彦(弁護士 東京弁護士会憲法問題対策センター企画部会長)
参加費
無料(事前予約不要)
主催
日本弁護士連合会 東京弁護士会 第一東京弁護士会 第二東京弁護士会
問い合わせ先
東京弁護士会 人権課 TEL:03-3581-2205