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第三十九回渋谷法律相談センターコラム「当たり前を疑う」

今般、本コラムでも度々紹介させて頂いているように、皆さんの生活に一番身近な法律である、民法の債権法分野と相続法分野が改正されます。

債権法分野の改正の一つとして、多くの取引の際に用いられる定型約款の成立要件や変更のための要件などが定められます。定型約款は、携帯電話会社との契約や、インターネットサイトの利用規約など、無意識のうちに皆さんの生活に関わってきています。

また、相続法分野の改正の一つとして、相続人ではない親族が無償で療養看護などをしていた場合には、相続人に対して金銭を請求できるようになります。夫の死亡後も夫の両親を介護していた妻は、改正前には相続権がなく何ら利益をもらう権利がありませんでしたが、改正後には金銭を請求できるようになりました。

民法に限らず多くの法律は、社会情勢の変化などに応じて、改正されていきます。これまでは当たり前だと思っていたことも、当たり前ではなくなっていく可能性もあります。

気づかない間にご自身が損をしている可能性もありますし、少しの対策で大きな利益を得られる可能性もあります。

当たり前のようなことでも、それを当たり前と考えて見過ごすことはせず、お気軽に弁護士に相談してみて下さい。そこには、思いがけない発見があるかもしれません。

今般、本コラムでも度々紹介させて頂いているように、皆さんの生活に一番身近な法律である、民法の債権法分野と相続法分野が改正されます。

債権法分野の改正の一つとして、多くの取引の際に用いられる定型約款の成立要件や変更のための要件などが定められます。定型約款は、携帯電話会社との契約や、インターネットサイトの利用規約など、無意識のうちに皆さんの生活に関わってきています。

また、相続法分野の改正の一つとして、相続人ではない親族が無償で療養看護などをしていた場合には、相続人に対して金銭を請求できるようになります。夫の死亡後も夫の両親を介護していた妻は、改正前には相続権がなく何ら利益をもらう権利がありませんでしたが、改正後には金銭を請求できるようになりました。

民法に限らず多くの法律は、社会情勢の変化などに応じて、改正されていきます。これまでは当たり前だと思っていたことも、当たり前ではなくなっていく可能性もあります。

気づかない間にご自身が損をしている可能性もありますし、少しの対策で大きな利益を得られる可能性もあります。

当たり前のようなことでも、それを当たり前と考えて見過ごすことはせず、お気軽に弁護士に相談してみて下さい。そこには、思いがけない発見があるかもしれません。