• HOME
  • コラム
  • 第六十二回渋谷法律相談センターコラム「休日っていつだろう?」

電話での受付

03-5428-5587
月~金 9:30~16:30
※祝祭日を除きます。


インターネットでの予約

法律相談インターネット予約よりご予約頂けます。

第六十二回渋谷法律相談センターコラム「休日っていつだろう?」

このコラムが掲載されるのが1月末ということで、ずいぶん正月ボケも甚だしいと言われてしまいそうですが、新たな年も明けました。年末年始のお休みを堪能された方、休みって何?と山のような業務に追われている方など、様々な過ごし方をされた方がいらっしゃるのではないかと思います。

かくいう執筆者の私は、年末年始は1年で唯一と言っていいくらい何もしない!と固い決意を持っているので、今年も食っちゃ寝で充実した年始を過ごし、文字通りひと回り大きくなりました。世間一般も年末年始はゆっくりお休みされる方は多いのではないでしょうか。

では、休日とはどのように決められるのか?意外に知らない方も多いのではないかと思います。休日に関する法律はい幾つかありますが、世の中の動きは、やはり官公庁の休日に左右される場面が多く、実は官公庁の休日は「行政機関の休日に関する法律」で定められています。

その11項では、①日曜日及び土曜日、②国民の祝日に関する法律に規定する休日、③十二月二十九日から翌年の一月三日までの日、と定められており、いわゆる土日祝日と1229日から13日が休日とされています。

年末年始はやはり特別扱いなんですね。

他方、よく盆と正月なんて表現もされますが、お盆については特に規定がないので、お盆休みは必ずしも確保されているわけではありませんが、2019年の労働基準法の改正により、従業員に対し、時季を指定して5日間の有給休暇を取得することが企業側に義務付けられました(397項)。

これにより、夏休みの形で休暇を取得する企業が増えたとも聞きますので、有給休暇の適切な取得と消化が促進されることになると思います。

さて、年始のお休みも開け、早速GWが恋しくなってきましたが、そんな思いを振り切って目の前の仕事に取り組むこととします。