• 2015.03.11
  • 声明・決議・意見書

当会会員2名の逮捕に関する会長談話

 今般、当会所属弁護士が相次いで逮捕されたとの報道に接しました。
 報道によれば、柳下昌英弁護士は、自動車を運転中に横断歩道を渡っていた女性をはねてけがを負わせたとして自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕され、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いも持たれており、被疑事実を認めているとのことです。また、棚谷康之弁護士は、国選弁護人を務めていた傷害事件の被害者らに対し被害届を取り下げるよう脅したとして、証人威迫と強要未遂の疑いで逮捕されたものの、被疑事実を否認しているということです。
 もしこれらの被疑事実が真実であるとすれば、弁護士に対する信頼を著しく損なうものであり、由々しき事態であると厳粛に受け止めております。
 当会は、本件を契機にこれまで以上に会員の職業倫理の向上に努め、今後も弁護士に対する市民の信頼確保のために全力で取り組んでいく所存です。

2015年(平成27年)3月11日
            第一東京弁護士会 
会長   神    洋 明

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