• 2010.11.04
  • 声明・決議・意見書

秋田弁護士会会員殺害事件に関する会長声明

 11月4日午前4時頃、秋田弁護士会所属の津谷裕貴弁護士が、自宅に押し入った男に刃物で胸部及び腹部を刺され、搬入先の病院で間もなく死去されるという許し難い事件が発生した。
 報道されるところによれば、犯人は同弁護士が受任していた離婚事件の相手方であり、弁護士業務に関連した犯行である可能性が高いとのことである。
 当会においては、平成9年、当会元会長の妻が、同元会長が取り扱った事件関係者に殺害されるという痛ましい事件が発生しており、また本年6月2日にも横浜弁護士会所属の前野義広弁護士が事件関係者に殺害されるという惨事が発生している。
 このような行為は、基本的人権の擁護と社会正義の実現を使命とする弁護士の職務を暴力で妨害しようというものであり、法の支配と民主主義に対する許し難い冒瀆である。
 当会は、津谷裕貴弁護士の御冥福を祈るとともに、このような卑劣な暴力に怯むことなく、弁護士の使命である基本的人権の擁護と社会正義の実現のため全力を尽くす所存である。

2010年(平成22年)11月4日
第一東京弁護士会
会長 江藤 洋一

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