このシンポジウムでは、著書「民主と愛国」で、日本の戦後における憲法9条の成り立ちと国民の9条観を歴史的に考察された小熊英二慶應義塾大学教授をお招きし、戦後国際秩序の形成と、現代の国際秩序のあり方をひきくらべて、憲法9条がどのような意義をもっていたのか、現在ではそれがどう変わっていてどういう意義を持ちうるのかについてご講演いただきます。
続くパネルディスカッションでは、小熊教授に加え、憲法学者の立場から、憲法と平和問題に関し幅広い論点で活発な発言をされている青井未帆学習院大学法務研究科教授、さらに防衛省(庁)・自衛隊の現状を多年にわたり精力的に取材し、発信を続けて来られた東京新聞編集委員半田滋氏のご参加をいただき、憲法9条の現状やその未来について、様々な切り口からご意見をいただき、展望し探求する機会とします。
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